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ドライアイの治療

点眼薬による治療

点眼薬による治療ドライアイの場合、多くは、適切な点眼薬の処方を受けることで、症状のコントロールが可能です。
ドライアイの治療に使われる点眼薬としては、
ドライアイの治療に使われる点眼薬
などがあり、ドライアイの種類や程度によって処方される点眼薬は変わります。また、シェーグレン症候群などに対しては、防腐剤の入っていない点眼薬にも健康保険の適用が認められています。水溶性の点眼薬だけでは無く、症状によっては、就寝前の眼軟膏が有効なこともあります。
ジクアス点眼液3%
ジクアス点眼液3%ドライアイ治療用点眼薬「ジクアス点眼液3%」は、2010年12月に参天製薬から発売されました。
この点眼薬は、目の結膜細胞から水分を目の表面に移動させるはたらきと、涙の安定性を増す粘液(ムチン)の分泌を刺激するはたらきを持っています。

ジクアス点眼液の主な特徴

世界初のP 2Y2受容体作動点眼剤で、ドライアイ治療において新しい薬理作用を持っています。

「水分分泌」および「ムチン分泌」を促進することでドライアイ症状を改善します。

ムコスタ点眼液UD2%
ムコスタ点眼液UD2%ドライアイ治療薬「ムコスタ点眼液UD2%」は、2012年1月に大塚製薬から発売されました。結膜細胞にある粘液(ムチン)を産生するゴブレット細胞を増やして涙の質を正常化させ、目の傷を修復することにより、ドライアイの不快な症状(目がゴロゴロする、痛みなど)を早期に改善するドライアイ治療剤です。

ムコスタ点眼液UD2%の主な特徴

角膜上皮障害を改善します。

異物感、眼痛などの自覚症状を改善します。

ムチン産生の促進作用、ゴブレット細胞の増加作用があります。

1回使い切りタイプで、保存剤を含有していません。

涙道閉鎖

涙道閉鎖点眼薬でも、ドライアイの症状がコントロールできない場合には、涙道閉鎖が適応となります。
これは、涙の流れていく涙道を閉鎖する方法です。
ハマノ眼科では、健康保険の適応される2つの治療法を行っています。

涙点プラグ

1つは涙点プラグです。
右上図の涙点の部分にシリコーン製プラグを挿入することにより、眼内貯留涙液量の増加を目的とするものです。症状に応じて、上または下の涙点、もしくは上下両方の涙点閉鎖を行います。処置は、短時間(挿入のみは数秒で済みます。)で、痛みはありません。
涙点プラグ涙点プラグ

キープティア

キープティア2008年4月より健康保険適用になりました。
これは、涙点から涙が鼻の方へ流れていく涙小管に、液状のアテロコラーゲンという特殊なコラーゲンを注入する方法です。
アテロコラーゲンは、低温では液状ですが、体温付近では繊維化がおこりゲル形成を行い涙小管を閉鎖します。この方法は、涙点プラグのように肉芽形成や涙小管炎などの合併症の心配がなく、また、プラグでおこるような角膜や結膜への接触による異物感などの不快感もない優れた涙道閉鎖法です。
ハマノ眼科では、このアテロコラーゲンを使った涙道閉鎖の研究を1990年代初頭から続けてきました。
プラグより手軽に受けられる涙道閉鎖法として、今後の発展が期待できる新しい治療法です。

診察料は、2,300円程度、投薬があれば薬剤料が別途必要です。
コラーゲン使用涙道プラグ(キープティア)挿入の費用は片眼3,090円です。(健康保険自己負担分)

その他

ドライアイ用眼鏡の処方が必要な場合、涙点閉鎖手術が必要な場合もあります。
ドライアイは、まず専門医の診察を受け、適切な治療を受けることが大切です。